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商品説明
現在、われわれの社会は伝統的直系家族構造を維持するのか否か、その曲がり角にさしかかっている。本書では、家研究とライフコース研究を融合するという新しい方法を用いて、近世農村の150年におよぶ人別改帳を分析し、日本の伝統家族である「家」がいつ、なぜ確立したのかを考察する。これは同時に、変容著しい現在の家族を理解するうえでも、貴重な視座を提供するであろう。
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収録内容
1 | 第1部 日本における家族史研究(家研究の視角と方法 |
2 | ライフコース研究の視角と方法) |
3 | 第2部 家の歴史人口学的分析(対象地域と資料 |
4 | 世帯の永続性 |
5 | 家産と家督の継承 |
6 | 家産と階層の持続性 |
7 | 世帯構造) |
8 | 第3部 ライフコースの歴史人口学的分析(登場人物の概要 |
9 | 出生 |
10 | 結婚 |
11 | 移動 |
12 | 居住形態と直系家族規範) |