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商品説明
『古事記』はひとつの完結した作品として把握されねばならない。「高天原」「葦原中国」「黄泉国」「根之堅州国」の位置付けに新たな見解を示し、『古事記』が上中下巻を通して構築する独自の世界観・主張を解明する。
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収録内容
1 | 第1章 「天下」-世界観という視点から |
2 | 第2章 ムスヒのコスモロジー-『古事記』の世界像 |
3 | 第3章 「葦原中国」-神話的世界の機軸 |
4 | 第4章 「高天原」-「葦原中国」の存立 |
5 | 第5章 「黄泉国」-人間の死をもたらすもの |
6 | 第6章 「根之堅州国」-「葦原中国」の完成 |
7 | 第7章 "ワタツミノ神の国"-アマツヒコの定位 |
8 | 第8章 「葦原中国」と「天下」-中心世界と世界観 |
9 | 第9章 「天下」の歴史-中・下巻をめぐって |