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商品説明
日本古代律令国家は、全国に道路をはりめぐらし、約16キロごとに、早馬を乗り継ぐための施設-駅家を置いた。その数は、平安時代の法律書『延喜式』によれば、402。駅家の具体的な姿は、従来よくわからなかったが、近年発掘調査によって、山陽道の駅家を中心に、徐々にその実態が判明しつつある。本書では、それらの成果を紹介し、また、出土文字資料の検討を通して、駅家の機能に迫ってみたい。
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収録内容
1 | 駅家と駅路 |
2 | 1 山陽道の瓦葺駅館(駅家の学際的研究 |
3 | 小犬丸遺跡の発掘 ほか) |
4 | 2 全国の駅家の諸相(玉虫色の遺構 |
5 | 岩手県北上市新平遺跡-最前線の駅家? ほか) |
6 | 3 出土文字資料からみた駅家(出土文字資料の意義 |
7 | 多賀城市山王遺跡-駅子の強制的移住? ほか) |