本/雑誌
ユダヤ女ハンナ・アーレント 経験・政治・歴史 / 叢書・ウニベルシタス 883 / 原タイトル:Hannah Arendt,une Juive
マルティーヌ・レイボヴィッチ 合田正人
6380円
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発売日 | 2008/03/28 発売 |
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商品説明
「私はひとりのユダヤ女です」と、自らを位置づけるアーレントにとってユダヤ性は紛れもないひとつの経験であり、己の思考を政治や歴史に導く重要な要素であった。アーレントが引き起こした数々の論争を踏まえ、その思想練成の側面を照射。
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収録内容
1 | 1 「あなたは誰ですか?」「ひとりのユダヤ女です」(ユダヤ人の同化の起源で-ラーエル・ファルンハーゲンあるいは内面性と物語としてのユダヤ性 |
2 | 所与と「誰」) |
3 | 2 反ユダヤ主義、全体主義。崩壊するのをひとが見たがるものについて書くこと(反ユダヤ主義を解釈すること。同化主義とシオニズムの実践的かつ理論的不十分さ |
4 | 全体主義の区切り、あるいはジェノサイドの区切り?) |
5 | 3 困難な平等(解放の運命)(「啓蒙」の両義性から解放の曖昧さへ |
6 | 無国籍者あるいは「人間一般」) |
7 | 4 パーリア、成り上がり者、そして政治。いかにして没世界主義から脱するか(パーリアと成り上がり者-圧制の体系 |
8 | 没世界主義と友愛 |
9 | 没世界主義を超えること) |
10 | 5 抑圧されたものと犠牲者の責任(「われわれが求めるのは慈愛ではなく正義である」 |
11 | シオニズムあるいは国民解放運動の曖昧さ |
12 | ユダヤ人評議会。政治的責任、道徳的責任) |