広瀬淡窓と咸宜園 ことごとく皆宜し
海原徹
海原徹
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商品説明
幕末期に日本最大の私塾として知られ、数千人にもおよぶ塾生を受け入れた、九州・豊後日田の咸宜園(かんぎえん)。その創立者広瀬淡窓の人と思想、月旦評方式の教育とはいかなるものだったのか。また、塾が大規模化したゆえに起こった、いさかいやいじめなどの問題に、淡窓がどのように対処したのか。すべての子供を一人残らず大切にすることを目指す、本当の教育の姿がここにある。
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収録内容
1 | 第1章 天領日田を広瀬家 |
2 | 第2章 広瀬淡窓の思想と教育 |
3 | 第3章 教育者への道 |
4 | 第4章 咸宜園の登場 |
5 | 第5章 月旦評システムとその教育 |
6 | 第6章 自治主義の塾生活 |
7 | 第7章 官府の難 |
8 | 第8章 受益者負担主義の経営 |
9 | 第9章 広瀬淡窓とはどのような人間か |