評伝大鳥圭介 威ありて、猛からず
高崎哲郎
高崎哲郎
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商品説明
「敗軍の将」旧幕臣・大鳥圭介は、近代日本の「工業教育の父」「高級外交官」として不死鳥のようによみがえった。これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。
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収録内容
1 | 創造の夜明け-工部大学校開校 |
2 | 旅立ちの朝-医家か、儒家か、それとも… |
3 | 激震の予兆-医学を捨て、兵学を取る |
4 | 激浪の沖へ-兵学者から幕臣そして幕府歩兵奉行へ |
5 | 紅蓮の炎、あがる-仏式軍隊訓練、鳥羽・伏見の戦、幕府崩壊 |
6 | 常在戦場・1-江戸脱出、総州・野州路を紅く染めて |
7 | 常在戦場・2-野州での血戦、戦雲は暁の空に広がり |
8 | 常在戦場・3-野州から会津へ、暗雲は北に流れて |
9 | 常在戦場・4-会津から蝦夷地へ、暗雲は急を告げて |
10 | 常在戦場・5-蝦夷地から牢獄へ、敗北の響きと怒り |
11 | <敗軍の将>の再生-"皆一場の夢なり" |
12 | <敗軍の将>太平洋を渡る-"一生に国是二つ" |
13 | 工作を開く道しるべとならん"百工ヲ勧ム" |
14 | 一身にて二世を経る-外交官、日清戦争、そして男爵 |
15 | 不死鳥は舞う-"よしもあしきも夢の一ふし" |