バルカン史と歴史教育 「地域史」とアイデンティティの再構築
柴宜弘
柴宜弘
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商品説明
本書は2003、2005年に東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)、科学研究費補助金、国際交流基金の援助を得て開催されたシンポジウム「『バルカン』-ヨーロッパを考える一つの視座」「地域史の可能性を求めて-バルカンと東アジアの歴史教科書から」の記録をもとに構成したものである。
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収録内容
| 1 | 第1部 2003年国際シンポジウム「バルカン-ヨーロッパを考える一つの視座」(近代化プロセスにおけるバルカンの家族、文化、アイデンティティ |
| 2 | バルカンにおける分析カテゴリーとしての記憶、アイデンティティ、歴史遺産 |
| 3 | バルカンの歴史は「暴力の歴史」か? ほか) |
| 4 | 第2部 2005年国際シンポジウム「地域史の可能性を求めて-バルカンと東アジアの歴史教科書から」(分断された地域の共通の過去-バルカンの歴史を教えること |
| 5 | 教科書の中の地域史-クロアチアの事例 |
| 6 | セルビアの教科書における地域史-隣人たちの沈黙 ほか) |
| 7 | 第3部 バルカン現代史の諸相-2005年のワークショップから(ヨーロッパ的文脈における1896年アテネでの最初の近代オリンピック大会 |
| 8 | 中欧とバルカンにおける政治の伝統-第一のユーゴスラヴィアの経験の見地より |
| 9 | ボスニア・ヘルツェゴヴィナのセルビア系市民-1918～1941年 ほか) |
