人と魚の自然誌 母なるメコン河に生きる
秋道智弥 黒倉寿
秋道智弥 黒倉寿
商品説明
チベットに源を発し、インドシナ半島を貫く母なる大河。そこには1センチに満たないコイの仲間から、3メートルにもなるオオナマズまで、1200種を超える魚が棲むという。そんな魚たちと、人はどのような関係を築いてきたのか。最新の調査をふまえてあざやかに描く。
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収録内容
1 | 第1部 魚と暮らす(平野の暮らしと魚-ラオス・ビエンチャン平野の村から |
2 | 湖の人と漁業-カンボジアのトンレサープ湖から |
3 | 鵜飼漁の生態史-中国雲南省大理・〓(じ)海の事例 |
4 | メコンの柴漬漁 |
5 | 都市の暮らしと魚のすみか-住宅地のなかの池の利用) |
6 | 第2部 魚を食べる(小規模養殖と人びとのかかわり-ラオス北部の養殖事情 |
7 | 魚食とその変容-ラオス中南部農村地域の事情 |
8 | 淡水魚と寄生虫-ベトナムの有畜複合養殖システムを事例に |
9 | 海産物消費と食の安全-ラオス・ビエンチャン市における海産物消費動向) |
10 | 第3部 魚を守る(魚類の多様性と保全-ナギナタナマズの研究から見えてきたこと |
11 | トンレサープ湖の水産資源と管理-水産資源管理の目的と課題について |
12 | 北タイ・イン川の漁場管理のロジック-天の恵みと人の恵み |
13 | 資源管理とメコン開発-メコンオオナマズをめぐって |
14 | 途上国における水産養殖普及-ラオスプロジェクトを事例に) |