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商品説明
哲学が政治にかかわる「あかるさ」、政治が哲学にかかわる「くらさ」-"光"の哲学の一環として"想像的なるもの"の存在論を展開したスフラワルディーの思想を、その政治的死との連関における政治哲学として読む。
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収録内容
1 | 序章 スフラワルディーの死をめぐる三つの位相(思想史の岐路としての1190年代 |
2 | 政治を超越するものを希求する思想の政治的死という"悲劇" ほか) |
3 | 第1章 自己-"光"と自己認識(クリスト教的西欧における自己の発見と"12世紀ルネサンス" |
4 | "光"と自己認識-個体性認識の岐路) |
5 | 第2章 共同体-西欧近代における政治空間の性格(内面の構造化-"透視図法"の政治性 |
6 | 政治空間の作為的組織化-"印刷革命"の政治性 ほか) |
7 | 第3章 中間世界-自己統治の技法と"創造的想像力"(個と共同体-"可視界"と"不可視界"との間 |
8 | 自己統治から"創造的想像力"へ-プラトンの遺産 ほか) |