著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
1967年公開のドキュメンタリー『夜明けの国』をいま鑑賞しなおすことで、日本で消されてしまった「中国の60年代」を考えるとともに、この映画を見た竹内好と「日本の60年代」をも考える。戦後ドキュメンタリー論、表象文化論、ゴダール論、大陸の文化大革命研究最新論文も収録。今だからこそできた多元的アプローチ。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 見ながら考える(なぜいま『夜明けの国』を見るのか |
2 | 『夜明けの国』を読み解く-映像・場・歴史 |
3 | 『夜明けの国』がつくられた時代-一九六〇年代のドキュメンタリー) |
4 | 第2部 見たあとで考える(舌のない人間の様に-撫順炭鉱での沈黙 |
5 | 不実な鏡-『中国女』と『夜明けの国』の受容をめぐって |
6 | 中国人の文革観 |
7 | 教育革命いまだ成らず |
8 | 紅衛兵の「歩み」について-全共闘と文革) |
9 | 『夜明けの国』採録シナリオ |