商品説明
いじめによる子どもの自殺があとを絶たない。生い立ちゆえにいじめや無視とたたかう日々のなかで、著者を支えたのは母の温かな眼差しだった。「今度は、私がだれかを支える番」と、自身の体験をふまえながら崖っぷちの今を必死に生きる若者たちに「生きいそがないで」と熱く語りかける一冊。
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収録内容
1 | 1章 みんなと「違う」ということ(シングルマザーと、その子ども |
2 | 物干し竿を引きずる女の子 |
3 | 英字ビスケットばらまき事件 |
4 | ヒヨコを殺した |
5 | 声が出ない |
6 | 畳一畳を居場所にして |
7 | 重すぎるチェリー |
8 | 霙の午後) |
9 | 2章 親の生きかた、子の生きかた(東中野ハウスにて |
10 | 母の仕事 |
11 | 距離感の話 |
12 | 夜がこわい |
13 | クリスマスの思い出 |
14 | ごめんなさい |
15 | お姫様ぎらい |
16 | 母の入院) |
17 | 3章 子どもと大人のはざまで(ヒマワリ模様のワンピース |
18 | 一五歳 |
19 | お母さんは、あなたが欲しかった |
20 | カミングアウト |
21 | コヨリとハサミ |
22 | 大きな声、小さな声 |
23 | 父であるひと) |
24 | 4章 学校ってなんだろう(もうひとつの学校 |
25 | 学校は退屈の宝庫だった |
26 | 退学 |
27 | 内巻き貝 |
28 | 崖っぷち、だったろうか |
29 | カリフラワーとキャベツ |
30 | いつだって、第二志望) |