本/雑誌
万葉のこころ 筑紫路逍遥
榊晃弘/著 小柳陽太郎/万葉歌解説
3520円
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発売日 | 2008/05/28 発売 |
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商品説明
『万葉集』に詠われた故地を探し求め、「万葉のこころ」を1枚の写真に捉える-誰も成し得なかった試みに挑んだ写真家・榊晃弘渾身の作。九州全県61カ所を収録、万葉ファン待望の書。
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収録内容
1 | しらぬひ筑紫の綿は身に付けていまだは着ねど暖けく見ゆ(沙弥満誓) |
2 | 思はぬを思ふと言はば大野なる三笠の社の神し知らさむ(大伴百代) |
3 | 大野山霧立ち渡るわが嘆く息嘯の風に霧立ちわたる(山上憶良) |
4 | 妹が見し楝の花は散りぬべしわが泣く涙いまだ干なくに(山上憶良) |
5 | 世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり(大伴旅人) |
6 | わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも(大伴旅人) |
7 | 春さればまづ咲く宿の梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ(山上憶良) |
8 | 見えずとも誰恋ひざらめ山の末にいさよふ月を外に見てしか(沙弥満誓) |
9 | 残りたる雪に交じれる梅の花早くな散りそ雪は消ぬとも(大伴旅人か) |
10 | わが宿に盛りに咲ける梅の花散るべくなりぬ見む人もがも(大伴旅人か)〔ほか〕 |