商品説明
水木しげるとは妖怪を通じて結ばれた師弟の絆を深め、大塚英志とは民俗学の巨人にして現代妖怪の産みの親・柳田國男の功罪について語り合い、宮部みゆきとは妖怪を通して日本文化の来し方を振り返り、唐沢なをきとは「妖怪図鑑」の楽しみ方をディープかつ無責任に提示。怪しいことのあれこれを色んな視点で語りたおした、間口は広く、敷居は低く、奥が深い、妖怪の世界に対する溢れんばかりの思いが込められた、充実の一冊。
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収録内容
1 | 水木しげる-妖怪が深める師弟の絆 |
2 | 養老孟司-脳化社会の妖怪たち |
3 | 中沢新一-ダンディな悪なる自然 |
4 | 夢枕獏-闘う陰陽師作家、嗤う妖怪作家 |
5 | アダム・カバット-江戸の妖怪キャラクター |
6 | 宮部みゆき-妖怪と心の闇をのぞく |
7 | 山田野理夫-妖怪と怪談の真髄 |
8 | 大塚英志-民俗学は偽史だったのか? |
9 | 手塚眞-妖怪を生み出す手法 |
10 | 高田衛-偉大なる我らのエンタテインメント |
11 | 保阪正康-「妖怪」がわかれば「昭和」もわかる |
12 | 唐沢なをき-妖怪図鑑は、愛と勝負感できまる! |
13 | 小松和彦-妖怪学の現在 |
14 | 西山克-妖怪学とは何か? |
15 | 水木しげる・荒俣宏-睡眠力こそすべての源 |
16 | 文庫版特別収録・尾上菊之助-脈々たる「和」と「怪」の系譜 |