商品説明
百年以上も前、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を著し、彼は資本主義の行く末を予言していた。経済と文化の発展の末に「精神のない専門人、心情のない享楽人」が跋扈する。二十世紀とは何だったのか?今日の混迷する世界の難問を解く鍵は?ドイツの偉大な哲人の生涯を丹念に辿り、その壮大な思想を読み解く評伝大作。選書版で、登場。
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収録内容
1 | 強力なる官僚と無力なる議会 |
2 | 日本の仏教を洞察した西欧の眼 |
3 | ハイデルベルクの決闘学生 |
4 | シュトラスブルクの新兵訓練 |
5 | ビスマルクへの疑問 |
6 | 「プロイセン」と日本の運命 |
7 | 明治憲法とドイツ憲法学 |
8 | ゲッティンゲンの猛勉強 |
9 | 司法書記官試補の悪戦苦闘 |
10 | 上級官吏試補の愛と苦悩 |
11 | 新進教授の夜明け前 |
12 | 教授就任講演の大反響 |
13 | 学問と政治の迫間で |
14 | オイディプスの悲劇 |
15 | 深まる地獄の季節 |
16 | 「修道院」に見た資本主義の原型 |
17 | 研ぎ澄まされる「方法論」の刃 |
18 | 二十一世紀の進路を示す傑作 |
19 | M・ウェーバー アメリカを行く |
20 | 資本主義という「運命」 |