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商品説明
シューベルトを近眼派音楽の夜明けと断じ、金満的ヴィブラートの淵源はクライスラーにありと喝破、信時潔から坂本龍一に至る隠された楽統を暴き出し、ショスタコと恋愛映画の意外な親和性を解明する-音盤の博物学者・片山杜秀が渡り歩いた傑作・問題作。『レコード芸術』誌連載の後半50本を完全収録。
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収録内容
1 | 小指の思い出 |
2 | 踊れ、ベートーヴェン! |
3 | 留学生はかく悟れり |
4 | 愛国のかたち |
5 | 生産しない女 |
6 | 偉そうなチェロ |
7 | 入野義朗という難関 |
8 | バレンボイムの複数の故郷 |
9 | ラッヘンマンの疎外とさび |
10 | ドシラとゴジラ〔ほか〕 |