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商品説明
フランス十八世紀は「女性の世紀」である。それまで「第二の性」とみなされていた女性たちが、自立した生を主張しはじめる。彼女たちはいかに生き、何をいかに表現したか、男性作家の作品にどう描かれたか-彼女らの肖像を重層的に再現する。
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収録内容
1 | 1 小説の中の女性(悲劇の描き方-ヴォルテール『ランジェニュ』 |
2 | 恋愛遊戯のモラリスト-クロード・クレビヨン『心と精神の迷い』 |
3 | 貞節という美徳-ロベール・シャール『フランス名婦伝』 ほか) |
4 | 2 女性たちの肖像(自立した啓蒙女性の軌跡-ベンティンク伯爵夫人 |
5 | さかさまのおとぎ話-スタール=ドロネー |
6 | 自己に忠実に生きた女性-デファン侯爵夫人 ほか) |
7 | 3 女性作家の作品(見交わさざる眼差-リコボニー夫人『クレシ侯爵の物語』 |
8 | 孤独な自己探求の道-グラフィニー夫人『ペルー娘の手紙』 |
9 | 過去の残照-ジャンリス夫人『クレルモン嬢』 ほか) |