不自然な母親と呼ばれたフェミニスト シャーロット・パーキンズ・ギルマンと新しい母性
山内惠/著
山内惠/著
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
働く母親の社会進出は先進諸国ではあたりまえとされる現代、出産・育児に伴う女性の役割分担と意識改革は、未だなお先進国共通の懸案の一つだ。20世紀への転換期のアメリカ合衆国において、働く母親のための共同保育を提案し、「不自然な母親」と厳しい批判を浴びながらも、毅然として闘った一人のフェミニストがいた。その生涯と日本での受容を考察し、母性のあるべき位相を追求した、わが国初のギルマンのモノグラフ。
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収録内容
1 | 序論 シャーロット・パーキンズ・ギルマンと新しい母性 |
2 | 第1章 病んだ母性の発見 |
3 | 第2章 新しい母性の模索 |
4 | 第3章 「ハーランド」、あるいは「ニュー・マザー」のユートピア |
5 | 第4章 ギルマンのフェミニズム思想と日本の受容 |
6 | エピローグ ギルマンの新しい母性と近代フェミニズムの課題 |