スピンはめぐる 成熟期の量子力学
朝永振一郎
本/雑誌

スピンはめぐる 成熟期の量子力学

朝永振一郎

5060円
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発売日 2008/06/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-491696
JAN/ISBN 9784622073697
メディア 本/雑誌
販売みすず書房
ページ数 343

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。

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    収録内容

    1 夜明け前
    2 電子スピンとトーマス因子
    3 パウリのスピン理論とディラック理論
    4 陽子のスピン
    5 スピン同士の相互作用
    6 パウリ‐ワイスコップとユカワ粒子
    7 ベクトルでもテンソルでもない量
    8 素粒子のスピンと統計
    9 発見の年"1932年"
    10 核力と荷電スピン
    11 再びトーマス因子について
    12 最終講義

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