商品説明
「私が韓国にゆきたいと思ったのは、十代のおわりごろからである」-宿願をはたすため、いまだ"日帝支配三十六年"の傷口の乾かぬなかをゆく。素朴な農村をたどって加羅・新羅・百済の故地を訪ね、「韓」と「倭」の原型に触れようとする旅は、海峡をはさんだ両国の民が、はるかいにしえから分かちがたく交わってきたことを確認する旅でもあった。
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収録内容
1 | 加羅の旅(韓国へ |
2 | 釜山の倭館 |
3 | 倭城と倭館 ほか) |
4 | 新羅の旅(首露王陵 |
5 | 新羅国 |
6 | 慶州仏国寺 ほか) |
7 | 百済の旅(大邱のマッサージ師 |
8 | 賄賂について |
9 | 洛東江のほとり ほか) |