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米欧同盟の協調と対立 二十一世紀国際社会の構造

渡辺啓貴

2750円
ポイント 1% (27p)
発売日 2008/07/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-495736
JAN/ISBN 9784641173453
メディア 本/雑誌
販売有斐閣
ページ数 272

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

英米「特別の関係」が言われ、協調の歴史と考えられる米欧関係は、他方で自立や競争の時期が潜むジレンマの構造を持つ。ヨーロッパは、EUとして一体性をも増している。それでいて米欧には、歴史・文化を共有してきたことによる共通の価値観と、世界秩序の形成と維持に対する責任感についての共通認識があり、互いにそれを意識して行動する。では、米欧関係とはいかなる関係であり、米欧同盟とはいかなる同盟なのだろうか。米欧の力関係が逆転した米西戦争(一八九八年)から、イラク戦争とその後に至る時期について米欧関係を分析・考察し、国際社会の基層を成す大西洋関係の影響力を考える。

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    収録内容

    1 第1章 力関係の逆転と覇権的協力関係
    2 第2章 「新冷戦」から冷戦の終結へ
    3 第3章 覇者の責任と驕り
    4 第4章 対立と和解-イラク戦争をめぐる米欧関係
    5 第5章 超大国の普遍的論理と行動-どのようにして優位性を維持していくのか
    6 第6章 多極的世界と多国間主義の論理と限界
    7 終章 「安全保障共同体」としての同盟とグローバルな見識

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