著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
一九四五(昭和二〇)年八月一五日、「玉音放送」以後に昭和天皇はいかに戦後を歩み始めたか。現人神から象徴天皇への転換点で、天皇は自らの危機をどう乗り切り、主体的に動いたか。戦後天皇制を設計する上でのGHQの意図とは何か。本書は木下道雄『側近日誌』の解読を縦軸にしつつ、膨大な史料に依拠して描き出した歴史ドキュメントの傑作。天皇の地方巡幸を熱狂的に出迎える国民、新憲法制定過程と東京裁判の秘話など、象徴天皇の誕生を理解する上での必読の書である。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 「国体ヲ護持シ得テ」 |
2 | 第2章 バーンズ回答を遵守せよ |
3 | 第3章 宮中改革の先頭に立つ |
4 | 第4章 大財閥の解体 |
5 | 第5章 疎開から帰った皇太子 |
6 | 第6章 背広の天皇、街頭へ |
7 | 第7章 残された宮中祭祀 |
8 | 第8章 天皇を助けたクエーカー人脈 |
9 | 第9章 "潔白の証明" |
10 | 第10章 天皇訴追せず |
11 | 第11章 憲法改正をなぜ急いだか |
カスタマーレビュー
レビューはありません。