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商品説明
ジークムント・フロイト(1856‐1939)が残した二百余におよぶ著作のなかから重要著作を精選。『精神分析入門』(1916‐17)から『防衛過程における自我の分裂』(1940)まで。対象喪失の意味を問い、自我の概念の提示、死の本能の考察から宗教論へ、人生と思索の関連が見えてくる。巻末に、精神分析史の理解に役立つ「人名解説」「用語解説」付き。
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収録内容
1 | 『精神分析入門』『続精神分析入門』-自己分析への招待 |
2 | 『悲哀とメランコリー』を読む |
3 | 『ある幼児期神経症の病歴より』-精神分析の百科事典 |
4 | 『子供が叩かれる-性倒錯の発生の知識への寄与』を読む |
5 | 『無気味なもの』-フロイトは何を見たのか |
6 | 『快原理の彼岸』-死の欲動と反復 |
7 | 『集団心理学と自我の分析』-欲動論から関係理論へ |
8 | 『自我とエス』を読む |
9 | 道徳の衣を着たマゾヒズム『マゾヒズムの経済的問題』 |
10 | 『「マジック・メモ」についてのノート』のもつ射程〔ほか〕 |