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商品説明
自己肯定感の低下、コミュニケーション不全の高まりなど、子どもの「育ち」をめぐって、様々な"異変"が起きている。一方、子育てのストレスから、虐待や育児放棄に走る親も目立つ。こうした問題の要因を、家族関係の変化や、親と子の心理の変化に注目して読み解き、親と子ども双方が育ちあえる社会の有り様を考える。
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収録内容
1 | 第1章 育児不安の心理(日本に顕著な育児不安-「母の手で」規範の陰に |
2 | 「子育てだけ」が招く社会的孤立 |
3 | 父親の育児不在という問題) |
4 | 第2章 「先回り育児」の加速がもたらすもの-少子化時代の子どもの「育ち」(変わる子どもの価値-子どもを「つくる」時代の親の心理 |
5 | 「少子良育戦略」と子どもの「育ち」 |
6 | 「よい子の反乱」が意味するもの-顕在化する親子の葛藤) |
7 | 第3章 子育て、親子を取巻く家族の変化(「便利さ」は家族をどう変えたのか |
8 | 変貌する結婚と家族 |
9 | 高まる家族内ケアの重要性) |
10 | 第4章 子どもが育つ条件とは-"人間の発達"の原則からみる("人間の発達"の原則と子育て |
11 | 「子育て支援」から「子育ち支援」へ |
12 | 子育てを社会化する意義) |
13 | 第5章 子どもも育つ、親も育つ-"生涯発達"の視点(子どもの育ちと親の育ち |
14 | 急がれるワーク・ライフ・バランスの確立) |