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商品説明
戦争体験の風化に反比例するかのように、いま・なぜ"戦争と罪責"の問題が浮上してくるのか?精神病理学を専門とする著者が、"近代性と感情"という視座から日本思想史の読み直しを試みる。
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収録内容
1 | 戦争と罪責意識について |
2 | 第1部 メランコリーと暴力(戦争とメランコリー-アインシュタイン・フロイト往復書簡に寄せて |
3 | 負い目あるいは権力意識の発生-ニーチェからフーコーへ) |
4 | 第2部 戦後天皇制をめぐって(無のレトック-日本的イデオロギーの一原型・和辻哲郎 |
5 | 憂鬱な国-三島由紀夫「文化防衛論」を再読する) |
6 | 第3部 アジアの近代(ナショナリズムにおける感情の問題-孫歌『アジアを語ることのジレンマ』との対話の試み |
7 | 「近代の超克」とは何か-日本近代思想史への一視角) |