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商品説明
文化大革命とは何だったのか、そこで何が起こったのかではなく、人びとの多様な記憶と回想を手がかりに、当事者にとっての意味を探り、国家の言説を相対化する。歴史研究に壮大なパラダイム・チェンジを企図する気鋭の力作。
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収録内容
1 | 序章 「文化大革命の記憶」とは |
2 | 第1章 「文化大革命の記憶」への接近のしかた |
3 | 第2章 文革研究の現状と本書の位置づけ |
4 | 第3章 文革をめぐる言説の変遷 |
5 | 第4章 言説空間の変容-一九八〇~九〇年代の文化の政治 |
6 | 第5章 個人記憶の共同化1-『随想録』の場合 |
7 | 第6章 個人記憶の共同化2-『思痛録』の場合 |
8 | 終章 記憶と忘却の政治学 |