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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか? / 原タイトル:Proust and the squid

メアリアン・ウルフ 小松淳子

2640円
ポイント 1% (26p)
発売日 2008/10/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-511995
JAN/ISBN 9784772695138
メディア 本/雑誌
販売インターシフト
ページ数 377

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

文字・読書は、脳を劇的に変える!
古代の文字を読む脳から、ネットの文字を読む脳まで、ディスレクシア (読み書き障害) から、読書の達人まで、脳科学×心理学×教育学×言語学×文学×考古学をめぐり解き明かす。マーゴット・マレク賞受賞。

【主な内容】
・古代の文字は、どのように脳を変えたのか?
・脳は成長につれて、どのように読み方を学ぶのか?
・熟達した読み手の脳とは?
・オンライン・リテラシーの進展によって、何が失われるのか?
・ディスレクシアの4つの原因と早期発見の方法・最新教育とは?
・英語・外国語はいつから、どのように教えるべきか?
・日本語脳・英語脳・中国語脳の違いとは?

……優れた業績により数々の賞を受賞した著者が、その卓抜な成果を凝縮させた待望の論考!

週刊文春、日本経済新聞ほか
●立花隆ー 週刊文春「私の読書日記」
非常に面白い。…文章を読んでその意味を取るという行為は、全脳をフルに使う驚くべく複雑な知的作業である。そのプロセスがミリ秒単位で明かされていく。
●山形浩生 『ビジネス スタンダード ニュース』
大プッシュ……これはすごい本。読む、という行為は、単純な情報獲得手段じゃない。この能力を身につけるために、人間の脳自体が変化する。そしてその能力が新しい視点や深い思考の獲得を可能にすることで、ぼくたちの文化をも形成する。それを脳科学や児童心理学、歴史学、教育学など多岐の分野を縦横に使って説明した驚異的な本だ。
●養老孟司 毎日新聞「日曜書評欄」より
一般人向けに書かれたものなので、脳に関するさしたる予備知識はいらない。言語系の教育に携わる先生たち、学ぶ生徒、さらに読書が苦手な人はいうまでもなく、多くの人に読んでもらいたい書物の一つである。そうすれば、安易に小学校で英語教育を、などといわなくなるだろうと、私は思っている。
●竹内薫 (サイエンスライター) 日本経済新聞「目利きが選ぶ今週の3冊」
「読む」ことで人間の脳はどう変わってきたのか? 本好きにはたまらない疑問に明快かつ詳細に答えてくれる。★★★★ (読みごたえたっぷり、お薦め)
●粉川哲夫 (東京経済大学教授) 東京新聞・中日新聞「日曜読書欄」
…ディスレクシアは、だからケータイメールを読むが本を読まない世代を否定しないのであり、かえって、そのようなデジタルテクノロジーと「分析と推論ができ、自分の考え方で文字を読む」ことが接合された場合には、まったく新しい表現や創造性が生まれる可能性を示唆しているわけだ。
●アルベルト・マングェル 『読書の歴史 あるいは読者の歴史』などの著者
脳によって、いかに私たちが言葉の魔術師になりうるのかついての、面白く、包括的で、楽しく明快な記述が、ここにある。

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