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商品説明
信長の真の目的とは、時の懇望である「泰平の世」を築くことであり、禅僧・沢彦が形容した「撫育民姓国家」の実現であった。その為には、"天皇の支持による「布武天下」の実践"が不可欠だったのである。この信長の国家観に理解を示し、その完遂に期待を寄せた天皇は、事ある毎に信長の戦勝を「祈願」し、その窮地を救わんと勅使による「調停」に乗り出したのである…。第八回歴史浪漫文学賞優秀賞受賞作品。
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収録内容
1 | 1章 信長と謙信・信玄の交わり |
2 | 2章 「"時系"三人の信書・動向」から読む三人の趨向 |
3 | 3章 天下を目指した三人の力量差 |
4 | 4章 三人の政治・政策面 |
5 | 5章 誤解されている信長、究めるべき信長の目的 |
6 | 6章 まとめ |