著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
私の名前はイブラヒム。1857年ロシア生まれのトルコ人。太平洋戦争のさなか日本で亡くなるまでの87年の生涯は、この小さな本では語りつくせないが、イスラーム世界の統一を夢見て世界を旅した事と、明治末日本での活躍は十分に語ったつもりだ。暗殺数ヶ月前の伊藤博文さんと語りあった記録も載せている。何故ロシアにイスラーム教徒が多いのか?アジア主義とイスラームの接近は何故か…?現場の歴史家たちが、それぞれの素材をとおして語る、あたらしい世界史。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 自治の夢(ロシアの中のイスラーム |
2 | 反骨のロシア・ムスリム |
3 | ロシア・ムスリムの覚醒) |
4 | 第2章 韃靼の志士-イスラーム世界と明治日本(明治日本探訪 |
5 | 亜細亜義会) |
6 | 第3章 戦争と革命(『イスラーム世界』 |
7 | 戦争の中のイブラヒム |
8 | ソビエト・ロシア) |
9 | 第4章 大日本帝国とイスラーム(日本再訪 |
10 | 東京発のムスリム雑誌) |