商品説明
待望の、著者初の本格的音楽エッセイ。シューベルトのピアノ・ソナタからジャズの巨星スタン・ゲッツの"闇の二年間"、ブルース・スプリングスティーン、Jポップのスガシカオまで、すべての音楽シーンから選りすぐった十一人の名曲がじっくりと、磨き抜かれた達意の文章で、しかもあふれるばかりの愛情をもって語り尽くされる。
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収録内容
1 | シダー・ウォルトン-強靱な文体を持ったマイナー・ポエト |
2 | ブライアン・ウィルソン-南カリフォルニア神話の喪失と再生 |
3 | シューベルト「ピアノソナタ第十七番ニ長調」D850-ソフトな混沌の今日性 |
4 | スタン・ゲッツの闇の時代1953‐54 |
5 | ブルース・スプリングスティーンと彼のアメリカ |
6 | ゼルキンとルービンシュタイン 二人のピアニスト |
7 | ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか? |
8 | スガシカオの柔らかなカオス |
9 | 日曜日の朝のフランシス・プーランク |
10 | 国民詩人としてのウディー・ガスリー |