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商品説明
モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナー、西東三鬼、イサム・ノグチ、イヴ・サン=ローラン、マドンナ。作品の時代性を探り、戦争・平和の視点で捉えなおすと、思わぬ意図や構造が見えてくる-。
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収録内容
1 | 描かれたレイプ-ドラクロワ『十字軍のコンスタンティノポリス占拠』 |
2 | 革命・解放・モード-イヴ・サン=ローラン『シティパンツ』 |
3 | 二つの大戦と演奏の意味-クライスラー『塹壕の四週間』 |
4 | 「裂け目」に生きる-西東三鬼『冬の桃』 |
5 | 祖国喪失者と「罪の意識」-イサム・ノグチ『原爆慰霊碑』 |
6 | 戦争とシステム-ブリテン『戦争レクイエム』 |
7 | 対抗する叫びの魅力-SYSTEM OF A DOWN『Boom!』 |
8 | ワルツとマルス(軍神)-ウィーン・フィル『ニューイヤーコンサート』 |
9 | 二つの軍隊行進曲-モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』『フィガロの結婚』 |
10 | 幻滅のなかであえぐ理想-ベートーヴェン『第九交響曲』 |
11 | 歴史からの逃走か、追跡か-ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 |
12 | 「博物館」化された非西洋-ヴェルディ『アイーダ』 |
13 | 死と破壊への予感-ニューヨーク近代美術館 |
14 | 真の追悼とは何か-ペンデレツキ『ヒロシマの犠牲者に捧げる哀歌』 |
15 | 祝祭と哀悼の同時性-キリアン『ポロネーズ』 |
16 | 「一〇人」を変えるために-マドンナ『The Confessions Tour』 |
17 | 世界を覆う「心の波」-チャペック『R.U.R.』 |
18 | 「君の名」はなぜ「自由」なのか-エリュアール『自由』 |