本/雑誌
素粒子の宴 新装版
南部陽一郎 H.D.ポリツァー 内田美恵 幾島幸子 木幡和枝
1320円
ポイント | 1% (13p) |
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発売日 | 2008/11/28 発売 |
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商品説明
素粒子の質量の起源をあかす「対称性の自発的破れ」というアイディアはいかにして生まれたのか?ミクロコスモスにおけるクォークのふるまいを示す「漸近的自由」の考えはどのようにひらめいたのか?自然界の統一的理解をめざしたはずのクォーク理論が新しい粒子がつぎつぎに加わって百家争鳴状態にあった1978年夏。東京で開催された高エネルギー物理学国際会議のために来日したベテラン、新進気鋭の物理学者二人が、のちにノーベル物理学賞受賞の対象になったお互いのアイディアをめぐり、熱く語り合った歴史的対話篇。
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収録内容
1 | 素粒子の宴(現代クォーク理論の前線-単純なパラドックスの不在が意味するもの |
2 | 反対称に憧れる自然-空腹な牛はどっちの草を食べるか |
3 | 重力量子のフィジカル・イメージ-重力のしぶきと空間の泡をめぐって |
4 | 物質は数えられるか-リンゴとミカンのあいだの問題 |
5 | 量子は任意な時間系を選ぶ-ネコ時計、物理学者時計 |
6 | 「崩壊」がなぜ「力」なのか?-閉じ込め理論の意味するもの |
7 | 物理学者の脇見-何気なくやってくる「漸近的自由」 |
8 | クォークの将来-「閉じ込め」は可能か |
9 | 見える対称性、見えない対称性-「宴」の余韻のなかで) |
10 | 東京‐大阪‐プリンストン‐シカゴ 素粒子物理学者の飛跡-南部陽一郎インタビュー |