商品説明
誰もが良心をもち、法律や社会のルールを承知しているにもかかわらず、なぜ人々に危険・不安をもたらす行為が繰り返されるのだろうか。本書では、この疑問を解決するために、「~するべからず」「かくあるべき」といった記述は必要最小限に抑えて、安全倫理という視点から、事故・不祥事がなくならない理由を考察し、技術者の責務と多様な価値観を知ることの重要性を理解する。さらに、社会の安全・安心を実現するための有益な考え方と具体的な手法が身につけられるように、数多くの事例をまじえて平易に解説する。これから技術者をめざす学生やコンプライアンスと顧客の安全・安心を重視する企業の社員研修に好適な書である。
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収録内容
1 | 1 技術者と安全 |
2 | 2 技術者の責務とユーザー(社会)の声 |
3 | 3 安全に対する感性を磨くために |
4 | 4 リスクアセスメント |
5 | 5 コミュニケーションの重要性 |
6 | 6 人間の心理と特性 |
7 | 7 安全倫理の実践 |
8 | 8 公益通報(内部告発)と技術者 |