本/雑誌
過去を忘れない 語り継ぐ経験の社会学
桜井厚 山田富秋 藤井泰
2420円
ポイント | 1% (24p) |
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発売日 | 2008/12/28 発売 |
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商品説明
本書は、日系米国人の強制収容所経験から始まり、原爆の被爆体験、ハンセン病回復者の経験、アイヌの被差別経験、部落差別の経験、不登校やユニークフェイスのセルフヘルプグループでの経験、そして薬害HIV事件の経験と多岐にわたっている。これらの経験を通底するものは、支配的物語に回収されない、多様なライフストーリー・ナラティブなのである。
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収録内容
1 | 1 歴史的出来事の体験(ミニドカを語り継ぐ-日系アメリカ人のインターンメント経験とジェネラティヴィティ |
2 | 原爆の記憶を継承する-長崎における「語り部」運動から |
3 | ある医師にとっての「薬害HIV」-「弱み」を「語り」「聞き取る」 ほか) |
4 | 2 苦悩と危機の人生経験(「生活者」としての経験の力-国立ハンセン病療養所における日常的実践とその記憶 |
5 | 記憶の保存としてのハンセン病資料館-存在証明の場から歴史検証の場へ |
6 | 死の臨床における世代継承性の問題-ある在宅がん患者のライフストーリー ほか) |
7 | 3 マイノリティ当事者/非当事者の経験(アイヌの若者たちの語りに接して-聴き手の衝撃と認識の変化 |
8 | 被差別を語り継ぐ困難-「部落」というカテゴリーの変容) |