商品説明
マドリードに別れを告げ、リスボン特急に乗ってポルトガルに向かう。長旅のあいだ、さまざまな話題が展開される。若き日の伊藤博文と井上馨が幕末にポルトガル人に「変装」した話、筆者自身がポルトガル人に間違えられた話…。リスボンの酒場では民族歌謡ファドに聞きほれた。雄大な旅の終わりはサグレス岬。大航海時代の礎を築いたエンリケ航海王子を思う旅でもあった。大きな活字で装いも新たに、新装文庫版。
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収録内容
1 | マドリード周辺(悲惨のカスティーリャ |
2 | 劇的な酔っぱらい |
3 | はるかな「征服」 |
4 | 超心理学 |
5 | ヨーロッパの異端児 |
6 | 紙とスペイン |
7 | トレドの街灯の下 |
8 | エル・エスコリアル宮) |
9 | ポルトガル・人と海(リスボン特急 |
10 | ポルトガル人の顔 |
11 | 国境の駅 |
12 | リスボンの駅 |
13 | リスボン第一夜 |
14 | テージョ川の公女 |
15 | 大航海時代序曲 |
16 | モラエスなど |
17 | ファドの店で |
18 | サグレス岬へ |
19 | サグレスの小石) |