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商品説明
哲学から情報化社会に参画し続けた著者が、一貫して関心を抱き続ける言語という謎。第1巻では、言語学が人文科学の中心的学問として発展する20世紀後半の状況の中で、生成文法・言語哲学の2大ドグマを批判しつつ、論理的(思弁的)文法記述の可能性を日本語をもとに論ずる。さらに、「文」概念の根源的批判から、著者の言語観は独自の領域に踏み入る。
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収録内容
| 1 | 1 日本語の意味論をもとめて(「が」は「格」助詞か |
| 2 | いくつの「ガ」があるか ほか) |
| 3 | 2 論理学的意味論とその応用(どうやって意味をとらえるか |
| 4 | なぜ意味論はいまおもしろいか ほか) |
| 5 | 3 真の包括的な言語の科学への道(近代言語学の歴史 |
| 6 | 人間に関するチョムスキーの誤解 ほか) |
| 7 | 4 現代日本の言語学(松村一登氏への質問状 |
| 8 | 土屋俊氏の批判に答える ほか) |
