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商品説明
新聞、雑誌、小説、年代記、日誌、聖典、教科書、マニュアル、地図、カレンダー、手紙、覚書、特許状、土地証書、召喚状、訴状、注文書、領収書…。記憶や思考、表現や伝達などの知的活動を行う際、いつごろからわたしたちは、テクストに深く依存するようになったのだろうか。テクストはどうやってわたしたちの社会に広まり、その過程で、わたしたちの生活様式や社会制度、考え方や感じ方はどう変わったのだろうか。テクストという道具のあり様とその扱い方に注目することで、人間の知的活動を問い直す人文諸科学の学際研究。
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収録内容
1 | 1 諸学(書誌学と文学研究のテクスト学的融合のかたち-イギリス一八世紀文学を中心に |
2 | 古文書学から史料論へ |
3 | 史料学の試み-「モノとしての史料」を問い直す ほか) |
4 | 2 方法(目安往来物というテクスト-ある特異な史料の収集・分析・解釈 |
5 | 地図研究を組み立てる |
6 | 発展途上国における文書と生存-ボリビアの職業訓練工房におけるアクション・リサーチの試み ほか) |
7 | 3 実践(紙の辿った道-中国とヨーロッパの狭間のイスラム世界 |
8 | 貝葉写本のテクスト学-「タム文字写本文化圏」を中心とする若干の考察 |
9 | ベトナムにおけるターイ語表記 ほか) |