父親の子育て奮戦記的な紹介がされていましたが、この本には人間の基本、家族のあり方などが記されていますが、「教える」という文体ではなく、体験の紹介として書かれているため「押しつけ」がありません。この著者のような親父が増えたら、事件も減るだろうと思いました。自分もこんな父親が欲しいし、自分もこうなりたいと目指して、何度も読み返しています。久しぶりにお勧めしたい本です。
きょう、何回「ありがとう」っていった? 父親の子育ては、ほんのちょっとの大仕事
鈴木健介/著
鈴木健介/著
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
いい子になんかならなくていい。しっかり遊べ!今しかできないことをやれ!そしたら、夢をもった大人になれるんだ。破天荒オヤジの型破り子育て実践記。
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収録内容
1 | 君は望まれて生まれてきた―この子にとっての幸せ、とはいったい何か |
2 | “体罰”のすすめ・抱擁のすすめ―「愛情」と「憎しみ」の分岐点 |
3 | 小さな“やきもち”を見逃さない―新しいきょうだいができる時に考えるべきこと |
4 | おもちゃ売り場はとっておきの遊び場―知識と経験を育む空間は意外なところにある |
5 | 遊びの中から得る“挑戦する楽しさ”―自らがトライすると決めたら徹底的にやらせる |
6 | 子どもの自主性は、親の我慢しだい―「いけない、いけない、口出ししてはいけないんだ」 |
7 | 一緒に楽しむ、一緒に過ごす―ふれあえる時間は限られているからこそ工夫する |
8 | “本物”“一流”にふれさせる―本物を知らなければ、偽者が何かもわからない |
9 | 運動や遊びが最優先―健康な子どもほど親孝行なものはない |
10 | キャンプという名の、もうひとつの教室―幼い頃から夢と現実の世界を歩くチャンス〔ほか〕 |