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商品説明
刑務所だけが、安住の地だった-何度も服役を繰り返す老年の下関駅放火犯。家族のほとんどが障害者だった、浅草通り魔殺人の犯人。悪びれもせず売春を繰り返す知的障害女性たち。仲間内で犯罪組織を作るろうあ者たちのコミュニティ。彼らはなぜ罪を重ねるのか?障害者による事件を取材して見えてきた、刑務所や裁判所、そして福祉が抱える問題点を鋭く追究するルポルタージュ。
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収録内容
1 | 序章 安住の地は刑務所だった-下関駅放火事件 |
2 | 第1章 レッサーパンダ帽の男-浅草・女子短大生刺殺事件 |
3 | 第2章 障害者を食い物にする人々-宇都宮・誤認逮捕事件 |
4 | 第3章 生きがいはセックス-売春する知的障害女性たち |
5 | 第4章 ある知的障害女性の青春-障害者を利用する偽装結婚の実態 |
6 | 第5章 多重人格という檻-性的虐待が生む情緒障害者たち |
7 | 第6章 閉鎖社会の犯罪-浜松・ろうあ者不倫殺人事件 |
8 | 第7章 ろうあ者暴力団-「仲間」を狙いうちする障害者たち |
9 | 終章 行き着く先はどこに-福祉・刑務所・裁判所の問題点 |