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商品説明
「歴史上古今未曾有の凶悪」事件(内田定槌・当時京城領事の評言)は、どうして引き起こされたのか?!政府首脳、外交官、軍人、さらに民間「壮士」まで、史料を博捜してその言動を追跡、ついに解き明かす歴史の真実!一般読者にも歴史学の面白さをたんのうさせてくれる著者10年の労作。
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収録内容
1 | 序章 王妃の写真 |
2 | 1 日清戦争大勝利のあとに-揺れ動く日本の対朝鮮政策 |
3 | 2 王妃殺害を準備したのは誰か-特命全権公使・三浦梧楼の登場 |
4 | 3 「王妃事件」第一報の打電者-新納時亮海軍少佐にみる日本海軍の諜報活動 |
5 | 4 陸軍は事件にどう関わったか-楠瀬幸彦陸軍砲兵中佐の足跡を追って |
6 | 5 告発と隠蔽のはざまで-京城領事・内田定槌が残した事件の真実 |
7 | 6 王妃殺害に加わった「壮士」たち-熊本国権党と王妃事件 |
8 | 7 現場からの逃走-法部顧問・星亨と、写真師・村上天真 |
9 | 終章 狙いは「電信線」の確保だった |