本/雑誌
中国は世界恐慌にどこまで耐えられるか
仲大軍/著 坂井臣之助/訳
1760円
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発売日 | 2009/03/28 発売 |
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商品説明
百年に一度の大不況下で、中国に世界経済復活の牽引役を期待する向きは多い。だが、中国自身、危機をチャンスと見る当初の楽観論を捨てつつある。GDP成長の急落、対米債券投資のリスク。それだけではない。急速な市場化がいびつな形で現われ、矛盾が深刻化しているのだ。極端な社会の二極化、悪労働条件、官僚の腐敗。それらが新たな騒乱の火種となるかもしれない。自由主義経済を推進してきた「新自由派(右派)」に変わって「新左派」が勢いを増している。両派の対立は激しいイデオロギー闘争に発展するのか…。中国屈指の実践派エコノミストが、鋭い批評精神と皮膚感覚でとらえた「中国・本当の危機」。中国経済の今後を見通すうえで必読の経済論集。
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収録内容
1 | 第1章 中国はいかにしてアメリカ発の大難から逃れるか |
2 | 第2章 今こそ外向型戦略から内向型戦略への転換を |
3 | 第3章 中国には労働契約法があるだけでは不十分だ |
4 | 第4章 メイド・イン・チャイナの問題と解決策 |
5 | 第5章 改革から三〇年、拡大する格差、矛盾と深刻な腐敗 |
6 | 第6章 王権政治と官僚政治、民主政治を比較する |
7 | 第7章 二〇〇九年の経済展望と中国の対応 |
8 | 資料 中国は重商主義を深く反省すべきだ-我が国の発展戦略調整に関する一考察 |