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商品説明
師と仰ぐ賀茂真淵との生涯一度きりの対面=「松坂の夜」以来、刻苦勉励を重ねること三五年。寛政一〇年(一七九八)、畢生の大作『古事記伝』を仕上げた宣長は、古学の入門書『うひ山ぶみ』を一気に書き上げた。古学の扱う範囲、学ぶ者の心構え、学問のあるべき姿、契沖に始まる近世古学の歴史的意味、古学の目的とその研究方法など、国学の大人が初学者に授けた学びの要諦とは。
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収録内容
1 | 『うひ山ぶみ』解説(『うひ山ぶみ』の成立とその概要 |
2 | 古道論としての古学 |
3 | 古典研究としての古学 ほか) |
4 | 『うひ山ぶみ』総論(物まなびのすぢ |
5 | みづから思ひよれる方 |
6 | 怠りてつとめざれば功はなし ほか) |
7 | 『うひ山ぶみ』各論(物まなびのすぢ、しなじな有りて |
8 | しなじなある学び |
9 | 志を高く大きにたてて ほか) |