著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
絹織物の都リヨンにおいて私立中等学校(228校)はどのような役割を担っていたのか。社会的ニーズとの関連において検討し、19世紀フランスの公教育システムの形成・変容過程を地域社会から考察する。さらには教育に関わる職能集団の変質をたどりながら、フランス国家のあり方を再検討する。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 教育者団体ユニヴェルシテの特徴と限界-「中等教育の自由」論争を手がかりに |
2 | 第2章 私立中等学校の制度的位置と基本的性格 |
3 | 第3章 リヨン社会のなかの学校-工業化・都市化とともに |
4 | 第4章 私立中等学校長とリヨン教育協会-「ラテン語税」廃止運動をめぐって |
5 | 第5章 カトリック系私立中等学校の発展とその理由 |
6 | 第6章 学校を支える人的ネットワーク |