商品説明
津軽衆と南部衆の応酬を酒場で楽しみ、太宰治の孤独を考える。弘前城の近くの商家では、石坂洋次郎の教え子だった、魅力的なおばあさんに出会う。下北半島では会津藩を思い、マタギ衆の熊狩りの話も聞いた。異色のタイトルは、古代の青森は物成りのいい「まほろば」だったのではと考えてつけたもの。連載中に縄文時代の繁栄を物語る三内丸山遺跡が発見され、著者はご機嫌だった。
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収録内容
1 | 古代の豊かさ |
2 | 陸奥の名のさまざま |
3 | 津軽衆と南部衆 |
4 | 津軽の作家たち |
5 | 石坂の"洋サン" |
6 | 弘前城 |
7 | 雪の本丸 |
8 | 半日高堂ノ話 |
9 | 人としての名山 |
10 | 満ちあふれる部屋〔ほか〕 |