商品説明
著者が幾度もその小説の主人公に据えた信長・秀吉・家康を生みながら、なぜか『街道をゆく』の"空白地帯"になっていた愛知県をゆく。体調不良を押して紡いだ7話は分量わずかながら、三英傑が目の前に立ち現れてくるよう。『街道』の連載は急逝により25年で途絶えたが、司馬遼太郎はいつまでも読者の心の中の「街道」を歩き続ける。挿画の安野光雅氏の「司馬千夜一夜」を付載。
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収録内容
1 | 濃尾参州記(東方からの馬蹄 |
2 | 田楽ケ窪 |
3 | 襲撃 |
4 | 後水尾・春庭・綾子 |
5 | 高月院 |
6 | 蜂須賀小六 |
7 | 家康の本質) |
8 | 「濃尾参州記」余話(司馬千夜一夜(安野光雅) |
9 | 名古屋取材ノートから(村井重俊)) |
10 | 「濃尾参州記」の風景(画・安野光雅 |
11 | 写真・長谷忠彦) |