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清少納言"受難"の近代 「新しい女」の季節に遭遇して (新典社新書)

宮崎荘平

880円
ポイント 1% (8p)
発売日 2009/05/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-559333
JAN/ISBN 9784787961358
メディア 本/雑誌
販売新典社
ページ数 127

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「王朝の二大才媛」として、長いあいだ並び高く評価されてきた紫式部と清少納言。だが、大正デモクラシーの嵐が吹き荒れる近代、突如として清少納言ひとりのみが、不当な非難にさらされた。『青鞜』および、平塚らいてうが脚光を浴びる中でたち現れた「新しい女」というあり方、そして「新しい女」への苛烈な集中砲火。時代風潮ゆえに清少納言が遭遇した"受難"の季節を明らかにし、フェミニズム問題の行方を問いかける。

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    収録内容

    1 1 序章-問題の在処へ(清紫並称
    2 並称から優劣・褒貶へ
    3 紫式部堕地獄論
    4 清少納言零落説話
    5 不敬の書-源氏物語の"受難")
    6 2 「新しい女」とは何か、その時代状況(『青鞜』の出現
    7 「新しい女」の時代動向
    8 『人形の家』のノラとその波動)
    9 3 清少納言"受難"の季節(梅澤和軒著『清少納言と紫式部』
    10 明治三十五年版から同四十五年版へ
    11 時代風潮とそのうねり
    12 「自分は新しい女である」)
    13 4 沈静化とその後(その後の世の動向
    14 清紫並称への回帰
    15 底流にある清紫優劣論)
    16 5 終章-問題の行方(フェミニズムのことなど
    17 時代状況の内側
    18 清紫問題のこれから)

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