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商品説明
21世紀という出口のない日常のなかで、男女の「性関係」はどのようにありえるのか?ベンヤミンの精神分析解釈をプリズムに、ボードレール、カフカ、そしてラカン派へと反射してゆく書き下ろし批評。
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収録内容
1 | 第1章 ベンヤミンにおけるいくつかのモチーフについて(ベンヤミンとフロイト学派 |
2 | フロイトのトラウマ理論 ほか) |
3 | 第2章 欲動の芸術論(フロイトの独創性 |
4 | ビンスワンガーのフロイト批判 ほか) |
5 | 第3章 ヒステリーの美学(神経症の詩人ボードレール |
6 | 『悪の華』の読者像とナシオの理論 ほか) |
7 | 第4章 二つの仮説-インポテンツとレスビアン=ヒーロー(ベンヤミンのボードレール像 |
8 | ボードレールとレスビアン倒錯 ほか) |
9 | 第5章 男女の性別(アドリエンヌ・モイエの二つの発言 |
10 | ラカンによるカントの盗用 ほか) |