擬装する女性作家 十八世紀イギリス女性作家の戦略
玉田佳子/著
玉田佳子/著
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
時代が禁じていた女の欲望。父権制社会の下で女性作家とヒロインが繰り広げる策略の数々。
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収録内容
1 | 第1章 メアリ・デイヴィスの『淑女の物語』-擬装という戦略 |
2 | 第2章 ガードの固い女と作者の本音-メアリ・デイヴィスの『紳士と淑女の往復書簡』 |
3 | 第3章 メアリ・デイヴィスの『改心したコケット』-男のプロット対女のカウンター・プロット |
4 | 第4章 メアリ・デイヴィスの『札付きの放蕩者』-女性作家が描くクラリッサの世界 |
5 | 第5章 ジェーン・バーカーの『愛の迷路』における二つの擬装 |
6 | 第6章 自伝という擬装-ドラリビエール・マンリーの『リベラの冒険』における二人の主役 |
7 | 第7章 『パメラ』の胎児?-ペネロピー・オーバンのルシンダ |
8 | 第8章 イライザ・ヘイウッドのアンチ・パメラ-パメラとシャメラとシレナの同一性 |
9 | 第9章 「隠す」という手管-フランセス・バーニーの『エヴリーナ』とコンダクト・ブック |
10 | 第10章 「男のような女」をめぐるマライア・エッジワースの擬装的自己主張 |