本/雑誌
インドネシア 九・三〇事件と民衆の記憶 / 原タイトル:Tahun yang tak pernah berakhirの抄訳 (アジア現代女性史 5)
藤目ゆき ジョン・ローサ アユ・ラティ ヒルマル・ファリド 亀山恵理子
6160円
ポイント | 1% (61p) |
---|---|
発売日 | 2009/06/28 発売 |
出荷目安 | 販売終了
※出荷目安について |
販売終了のため、現在ご購入出来ません。
- ゆうパック 送料無料
商品説明
一九五四年のジュネーブ協定で約束されたベトナム統一選挙が実施されず、ベトナムに対する米国の介入が強まり、七五年のサイゴン解放にいたるまでの第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)の時期、この戦争は、ベトナム・ラオス・カンボジアのインドシナ三国はもとより、東北および東南アジア全域で民衆にとてつもない影響を及ぼした。米国の北爆が本格化する一九六五年、インドネシア「九・三〇事件」が発生する。これはインドネシア共産党のクーデター未遂事件であるとされ、共産党勢力は弾圧を受けて壊滅、それまで非同盟運動のホープであったスカルノ大統領は失脚し、スハルトが政権を掌握する契機となった。ジョン・ローサらの著作は、スハルト体制下で長く闇に隠されてきた九・三〇事件以後の民衆虐殺を、オーラル・ヒストリーの方法で蘇らせている。
関連記事
収録内容
1 | 1 エッセイ(九・三〇事件後の中ジャワにおける逮捕と殺害 |
2 | 行き止まりだらけの道で待ち続ける-被害者家族の話 |
3 | 女が政治囚になったとき |
4 | 「集い」と気丈さ-狂気の最中でもちこたえる知恵 |
5 | ロームシャと開発-スハルト体制における政治囚の強制労働 |
6 | 南ブリタルにおけるPKIの武力闘争とトリスラ作戦) |
7 | 2 スケッチ(グムラールのスケッチ) |
カスタマーレビュー
レビューはありません。