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商品説明
思想弾圧が狂暴化するなか、新たな理論発展を遂げた河上が『貧乏物語』の弱点を一掃して、科学的社会主義の普及に大きな役割を演じた『第二貧乏物語』。当時、伏せ字を余儀なくされながらも、全編に溢れる社会的正義感とマルクス主義の真理性の主張で、読者の魂をゆさぶった名著を、元原稿による戦後の完全版をもとに、読みやすい新体裁で刊行。解説は『貧乏物語』で名解説の林直道氏。
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収録内容
1 | 弁証法的唯物論(総説) |
2 | 弁証法的唯物論(細論) |
3 | 弁証法的唯物論の批判の批判 |
4 | 唯物史観(その1・社会の一般的運動法則) |
5 | 唯物史観(その2・社会形態の推移の主要段階) |
6 | 唯物史観(その3・社会的存在と社会的意識) |
7 | 唯物史観(その4・プロレタリアートの認識の武器-必然の王国から自由の王国への跳躍) |
8 | 唯物史観から資本主義的社会の解剖へ |
9 | 驚くべき貧富の懸隔 |
10 | 資本主義的社会の細胞としての商品の分析 |
11 | 価値の実体としての社会的労働 |
12 | 剰余価値 |
13 | 剰余価値の出所 |
14 | 商品としての労働力 |
15 | 労働時間延長、賃銀値下げ、産業合理化-労働能率の増進、等々 |
16 | 資本主義社会の行き詰まり-その必然的崩潰 |