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商品説明
「生と死という、あい矛盾し拮抗するものの共存の故に」、近代的な芸術に対する「ある種の否定性」として対峙する「晩年様式」。アドルノとサイードを参照しつつ、藤原定家における「よそ」の美学、そして、ショスタコーヴィチ、グレン・グールド、マノエル・ドゥ・オリヴェイラ等における「亡命」と「晩年」の意味を探求する。「砕け散り、打ち捨てられた断片として…」。
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収録内容
1 | 1 「よそ」についてあるいは定家再読 |
2 | 2 「晩年様式」について |
3 | 3 ショスタコーヴィチ幻想 |
4 | 4 「できごと」としてのグレン・グールド |
5 | 5 「よそ」への旅 |